過去に訪問したレストラン紹介 2017/10/30 ランチ 15000円のコース リオネルベカシェフ 銀座駅から徒歩2分 クリスタル銀座の9階

シャンパンで乾杯し、まずは小さな前菜
雲丹、バターナッツカボチャ、木の芽風味のキュウリのゼリー
雲丹とカボチャのネットリとした甘みとゼリーのさっぱりとした後味があとをひく。

前菜
マトヤガキ、かりんのペースト、レタス、マガオ(胡椒)、セロリオイル、海水のゼリー
レタスに包まれた牡蛎は磯の香り高い。写真では分かりづらいが、皿の下に海水で作られたゼリーが敷いてあり、牡蛎本来の旨味を引き立てている。

パン
プチバゲット、リスティック、フォカッチャ、バターは発酵バターとフロマージュブランをホイップして混ぜ合わせてある。口当たりが軽くコクのある味わい。

炭火焼にした鰻、冬瓜、クレソンのサラダと削ったフォアグラのテリーヌ、パセリのソース
パリッパリに焼かれた鰻…噛み締めた時に感じる香ばしさは格別。薄く削られたテリーヌの風味、パセリの青臭さが全体をまとめている。

栗のフラン、ジロール茸、ゆり根、梨、ミミガー、上にサワークリーム
お料理全て美味しかったですが、個人的には一番好きな作品!栗のフランの味、使われている食材一つ一つがその存在感を出していました。

魚料理
ミディアムレアに焼き上げたハタ、柿、銀杏、貝類を乾燥粉末にしたもの、青りんごと葡萄を発酵させたソース
魚の焼き方はベスト!食べたことのないソースに驚きを感じながら、その相性に料理の奥深さを感じた。

肉料理
ラム肉、アプリコットのピューレ、茄子のピューレ、セミドライフルーツトマト、蓮根とほうれん草、羊のフレッシュチーズ、子羊のフォンのソース
一つ一つが独立して盛り付けられたこちらは、色々な楽しみ方をがある。自分の思うように組み合わせることで、様々な味わいを作り出す。

小さなデザート
葡萄のシャーベット、柿のピューレ、ブランデー風味のバニラクリーム、サフラン風味のレーズン
酸味と甘みのバランスが良く秋のフルーツ香りが感じられた。

グランデセール
栗のクレープの中にマロンクレープ、ブランデー風味のバニラアイスクリーム、カボチャのペースト、オレンジオイル、キャラメルソース、洋ナシのピューレ
まるでアートのこの一品。レストランエスキスのデザートはアシェットデセールだけのお店をやるほど完成度が高い!丁寧に飾られたデザートは、食べる価値あり。

洗練されたフランス料理に、どの皿もシェフのセンスを感じられた。こういったお店に食べに行く際はスタッフの方と話をするのだが、その度に勉強になり良い経験をさせて頂いている。現場の方々と触れ合うことは良い刺激を受けることができるので、ありがたい限りですね。また行きたいお店の一つです。
今後も過去に訪れたお店の紹介も少しずつしていきますので、気になったら見て頂けると嬉しいです。
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