小田急線参宮橋駅からほど近くにあるイタリアンレストラン。それがこちらの「イルヴィスキオ」です。道沿いに看板は出ているものの、お店自体は奥まっています。駅から近いので何気なく歩いていると通り過ぎてしまうかも!?
料理の知識、味は素晴らしいです。そんなシェフは青森の出身で、地元の食材にこだわっています。そのため”野菜が美味しいイタリアン”とも言われます。元々ラベットラで料理を振るっており、イタリア本場でも幅広く修行されているので話をするととても面白いです。
今回はこちらのディナーをご紹介していこうと思います。
最初は前菜の盛り合わせから
ひよこ豆のオーブン焼き、つがる鶏のフリット、黒キャベツと野菜のスープ
スープは野菜本来の甘味を生かしてあり、オーブン焼きは白ワインとの相性が良い。フリットは想像以上にジューシーであふれ出る肉汁に溺れてしまいそうでした。
気仙沼産の生メカジキのカルパッチョ オレンジと赤玉ねぎのサラダ
魚の旨味と柑橘のバランスが心地よく、玉ねぎが良い仕事していました。
カチョカバロチーズの豚肩ロース巻き プーリア風
焼いて美味しいチーズでお馴染みカチョカバロチーズはミルキーでくせがありません。そこへ香ばしい豚が絡んでいます。
田子産 緑の卵を使った生クリーム無しのローマ風カルボナーラスパゲッティ
パスタは選べましたが、カルボナーラをチョイス。何度かランチに訪れていたのに関わらず、食べたことがなかった(笑)
ほんのりと緑がかった殻をもつ卵は、味わい深くパスタの骨格となっています。胡椒をグッときかせたこの一皿は絶品ですよ。
茨城県産天然活〆真鯛のソテー イタリア産ポルチーニ茸のトマトソース
鯛とトマトソースの間違いない組み合わせに、ポルチーニの風味豊かな味と香りが包み込む
北海道産エゾ鹿のロースト 36か月熟成のパルミジャーノチーズかけ
個人的にジビエが好きなので、最高の一皿。赤みの肉は特有の香りがあります。それがたまらないんです。塩気の利いたチーズがまたシンプルでいいです。
この後チーズを頂いたはずなんですが、写真を撮り忘れてしまったようで申し訳ありません。ワインも頂いていましたので、たまにこのようなことがあります(笑)
てな感じがコースです。とても色々楽しめる内容になっていると思います。全体的に素材のそのものの味を生かすような料理で落ちつく味です。素朴であり、シンプルですがシェフの腕を感じられること間違いなし。シンプルなほうが料理って難しいですからね。
一度行ってみて居心地の良さに魅了されちゃってください。
それではまた✋
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