はーい!!皆さんお元気でしょうか?暑すぎて外いるだけで体調悪くなりそうですが、、(笑)
二年前の夏、三越前駅からすぐのところにあるマンダリンオリエンタル東京の中にある「タパスモラキュラバー」へお邪魔しました。ふと思い出したので、その時のことの紹介をしていきたいと思います。
シェフは香港出身の方で、英語で演出をされていました。えっ?って思った方でも安心。日本人には、日本のスタッフがついていてくれました。18000円のコースのみで、ドリンクは12000円のペアリングをお願いしました。
乾杯を終え、目の前のバンダナをほどくと工具箱がっ!!
これから出てくる料理に使ってきます。このような演出は他では体験できないですよ(笑)
目の前で挨拶をすました後、手元まで見えるカウンターで黙々と調理が始まる。
カウンターは8席しかありません。連れと2人で伺ったのですが、我々以外は皆さん海外の方でした。
最初はこちら
カプレーゼ!?だそうです…
はじめから一風変わっての登場です。炭酸ガスのエスプーマをかけた湯むきしたチェリートマトにバジルの香りがついた林檎ジュース(こちらも炭酸)
その上にスモークしたモッツァレラの泡が乗っていて、驚きを隠せないカプレーゼ。
ちなみにメニューは工具箱に入っていたメジャーを引っ張ると出てくるという仕掛け。
シーザーサラダ…です。
このあと仕上げが待っています。
液体窒素で凍ったシーザードレッシングをシェフがかけた瞬間、泡は消えて香りだけ残ります。
下はクルトン。低温調理したサーモンと、細かく切ったロメインレタス、パルメザンのチュイル。口に入れた時の温度変化と様々な食感は私の知らない料理の表現。
お次はセビーチェ!!
アメリカの料理。中トロと帆立、マイクロトマト、パプリカを特製のゆずドレッシングで和えている。上にトマトのリングが飾られている。これは工具箱のハンマーを使って、上のリングを割ってから頂く。
シェフが開けた瞬間もくもくと煙が…
お次のシガーという料理の演出。見ているだけで面白い。
コンソメオンザロックとシガーが同時に登場。
銀色の容器には北京ダックのエキスが利いたコンソメが入っている。グラスにはカモミールティーの雫が入っているので、そこへコンソメを注ぐ。シガーの形状のものは、スモークした鴨やソテーした玉ねぎが入っている。
このシガーをかじりながらコンソメを飲むと…北京ダック!!
最後にカモミールの粒をかじってスッキリ。
ベネディクト
トリュフ香るパンの上にイチジクと生ハムと豆乳のソース
それぞれがまとまっていて変わり種が多い中でも、分かりやすい味に感じました。
フィッシュinチップ
andではなくinです(笑)タロイモを使った独特の衣の中にはアマダイ。タルタルをつけて!
海ブドウとアイスプラントが添えてあり食感もプチプチ楽しい。
新感覚のピザ
ワッフル生地の特製のトマトソース、カマンベールの中の部分の濃厚なとこだけと夏トリュフの香り
鶏肉の旨味があとをひく
一見骨付きの肉に見えるのですが、、
イベリコ豚が重ねてあり、シナモンスティックにつけてあります。濃厚なソースをまとっていて、手でもって頂きます。
タルタルに見立てたこちらはヒレのステーキ
上にはビーツのピューレ
黄色いものは卵黄ではありません。黄色パプリカの粒になっていて、こちらを割っていただきます。
写真だけだと余計騙されます。
さあ、コースも終盤。デザートです。
エッグ&トーストというこのデザートは全てがひっかけ!
トーストのソルベに砂糖菓子の殻と卵黄に見立てたマンゴーの球体。エンターテイメントが止まりません。
チーズケーキ
またまた液体窒素の登場です。
温かい状態のものを液体窒素の中にさっと通すことで、外と中の温度差が不思議な感覚。下にクッキーが引いてあるのですが、そこにパチパチする飴が混ざっているいます。ちょっと懐かしさを感じました。
ふわふわしたライム香る卵白菓子にチョコブラウニー
酸味の利いたミカンのソルベが最後にはふさわしい。
いかがでしたか?結構な品数ですよね。しかもそれぞれに楽しませる工夫がされており、料理を待っている時も飽きません。非日常空間を味わいたいならもってこい!何か特別な日に利用するのが良いでしょう。それではまた✋
コメント